知っておこう すべて開く服忌表(明治太政官布告参照) 服忌はあくまでも心情的な追慕の心構えが根本であり、また地方には独自の慣習をもつところが多いです。 諸般の事情により服忌も変化しており、大事なのは精神であり誠心誠意喪事に当たることであります。 服忌表霊爾(れいじ) ※位牌(いはい) 仏教における「位牌」にあたるものが神道では「霊爾」と言います。 この霊爾に御霊(みたま)を移してお祀りすることで、故人はその家の守護神として子孫を守ってくれると言われています。 霊爾の祀り方 祖霊舎は南か東に向けて、神棚より低い位置に設置します。 そして霊爾は祖霊舎の奥に安置し、内扉を閉め、その前に鏡を据えて、米、酒、塩、水、榊、お供え物をし、外扉は常に開けておきます。 神棚と祖霊舎の違い 霊爾は神棚には安置しません。 神道において「祖霊(それい)」は家の守り神であり、神棚に祀られている神様とは別の存在です。そのため霊爾を安置する場所として「祖霊舎(それいしゃ)」を作る必要があります。 ご要望がございましたら、こちらで業者をご紹介致します。 神社の祖霊舎にお祀りする 原則50年以上の御霊をお祀りしていますが、ご希望の方ならどなたでもお祀りすることができます。 詳しくはお問い合わせください。 春・秋に「祖霊祭」をおつとめいたしております。